嵐・大野の大麻疑惑は無視したのに、成宮寛貴の疑惑をTVが報道した理由とは

成宮寛貴コカイン疑惑をテレビ局はなぜ報道したのか? 嵐・大野智の大麻疑惑報道については一切無視したのに

先週発売の「フライデー」(講談社)がスクープした成宮寛貴コカイン報道が意外な展開を見せている。「フライデー」の記事は周知のように、成宮の友人・A氏が成宮のコカイン吸引を証言し、その吸引現場と称する写真を掲載したものだが、テレビのワイドショーが一斉にこれを後追いしているのだ。

いくら週刊誌が報道しているとはいえ、逮捕もされていない段階でテレビが芸能人のクスリ疑惑を名指しで報道するのはきわめて異例のこと。ASKAや清原和博のシャブ疑惑を「週刊文春」(文藝春秋)が報道した時もテレビはまったくふれなかった。

もちろん、各局とも一応は疑惑を否定するトーンでやっている。『とくダネ!』(フジテレビ)では、小倉智昭が「苦労した人がそんなことをするとは思えない」と報道に否定的な見解を示し、『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ)でも、八嶋智人らが「正義感が強い」「真面目な青年」と成宮をかばった。また、『ワイドナショー』(フジテレビ)の松本人志にいたっては、「下手したら廃刊ですよ」と「フライデー」を恫喝するようなコメントまで口にした。

しかし、一方で、中立的に取り上げている番組も多く、たとえば、爆笑問題の『サンデー・ジャポン』(TBS)は、成宮の所属事務所の「法的措置をとる」という全面否定コメントを紹介する一方で、「フライデー」編集部を直撃。来週、第二弾を準備しているというコメントを引き出していた。

しかも、前述したように、これまでテレビはこうした芸能人のクスリ疑惑について、逮捕前に踏み込むことなど、ほとんどなかったのだ。

それが、今回、成宮のコカイン報道をすべてのテレビ局が大々的に後追いしたのはなぜか。スポーツ紙記者がこう解説する。


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「ASKA 事件で視聴率や部数がすごく伸びていましたからね。芸能人のクスリは数字を稼げると前のめりになっていたところに、このニュースが飛び込んできたので、一気に踏み込んだということでしょう。ただ、これがもしバーニングやジャニーズのタレントだったら、絶対に一秒も触れなかったとも思いますよ。やっぱり大きいのは、成宮の所属事務所の問題ですよ」

成宮の所属事務所のトップコートは、松坂桃李、菅田将暉、杏、佐々木希など、今をときめく若手俳優やタレントが所属しているが、規模はさして大きくなく、芸能界の後ろ盾も弱いといわれている。

「トップコートを立ち上げたのは、ナベプロ(ワタナベエンターテインメント)の渡辺ミキ社長の妹さんで、いちおう系列ではありますが、お姉さんとの関係は微妙で、ナベプロが後ろ盾になっているわけではない。芸能マスコミとしてはやりやすかったんですよ」(前出・スポーツ紙記者)

さらに、今回の後追い報道の背景には、もっとえげつない芸能界の力学が働いていたとの見方もささやかれている。

「芸能界を牛耳っている大手芸能プロの関係者が、親しいワイドショースタッフやスポーツ紙記者に『どんどんやれ』と煽っていたという話もありますね。トップコートは、菅田がバカ売れしていて、いま、我が世の春状態ですからね、大手芸能プロとしてはおもしろくない。記事そのものを仕掛けたわけではないでしょうが、この騒動を大きくして、トップコートをガタガタにしたいという思惑はあるようです。いまのマスコミの動きもその意向を反映している部分はあるんじゃないでしょか」(週刊誌記者)

ようするに、「クスリに手を出すなんて許せない」とエラソーに説教している芸能マスコミだが、一皮向けば、その報道は芸能界のヒエラルキーとパワーバランスに左右されているのだ。


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-https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12218-5351/

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