「恥ずかしいから外出しないで」と妻が…2度のリストラと倒産の末、引きこもった44歳男性

産業医・夏目誠の「ハタラク心を精神分析する」

 私は、中高年になってから失業して「引きこもり」

になった男性数人の相談・診療をしたことがあります。

「失業して仕事が見つからないのが問題で、病気ではない」と言います。

確かにもっともなところもあって、
精神科医としてできることに限界を感じます。

ただ、

ご家族の受け止め方も、
本人の気持ちにとって大変に重要ですので、
そのことを考えるために、2人の方のケースをご紹介します。

リストラ失業で実家生活の49歳の男性


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 母親から相談があったケースです。

本人は嫌がって受診していません。
彼女の話によりますと、息子さん(49)は

高卒後に部品メーカー(200人規模)に就職し、
25年勤務。工場の製造ライン班長でした。独身です。

 10年ぐらい前から東南アジアの安い商品に押され、
会社経営が悪化。リストラが始まり、給料が高く、
IT(情報技術)に弱い中高年が希望退職のターゲットになりました。

彼は経営者から「次の仕事はありません」と言われ、
退職したのです。

1年以上、職探しをしましたが、
希望の職種や企業が見つからず、
心ならずも引きこもりました。うつ病などの疾患はなく、
健康な範囲内と考えられます。

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